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TUTTI
2024.10.07
私のこの2~3年間の生活とお世話になっている理学療法士さん(PTさんと略す)
について書かせていただきます。昨年の脳外科の入退院から約1年半経ち、昨年末で
薬の服用を止め、現在は玉ねぎや納豆を薬として、時折は無理をしない生活の心掛け
を思い出すようにして生活しています。しかし、家族3人が一日中家にいるので家事の
負担は大きいです。
2年半ほど前には腰椎すべり症になり、1年間ほど薬を服用しましたが、先の脳外
の入院のため薬は止めました。すべり症は治るという病気でもないのですが、しゃが
んでの作業や長い散歩がままならないとかはありましたが、日々の生活に大きな支障
はなかったのと脳外の病後ということもあり静かな生活を送っていました。そして昨
年秋、周辺から近くにオープンした整形外科クリニックの受診を勧められ、受診し、
先生からは薬の服用を提案されましたがそれを断り、筋トレによる歩行の改善を目指
し、先生からの「宿題をちゃんとやってくださいね」という言葉をもらい、PTさんへ
のバトンタッチがされました。それ以来1年近く、イケメンで長身のPTさんに優しく
励まされながらストレッチや筋トレを続け、今日に至っています。つい最近では30分
ほど痛みがほぼ出ることもなく歩けるようになりました。少し前まではスーパーでの
買い物の際はカートに頼っていましたが、カゴだけ持って売り場を歩くこともできる
ようになりました。ただしあまり重い物はまだ駄目ですが。
脳外の入院中も実は長身で優しいPTさんにリハビリでお世話になり、その時間が楽
しい時間でした。もっと遡れば、5年半ほど前に腕を痛めてしまった時、やはりイケメ
ン、長身の優しいPTさんにリハビリでお世話になっており、今思うのはこんなにイケ
メン、長身で優しいPTさんにばかり巡り合ってしまい、感謝を通り越して申し訳ない
とさえ思うほどです。いつまで通えるのかわかりませんが、年齢を経ていくとPTさん
の指導って大切だなと思います。いつまでも自分の脚で動けることは本当に大事です
ね。百歳になり、特養で車椅子を押してもらって生活している母が最近哀しい困った
顔をすることがあり、つくづく筋肉は大事だなと思うのです。
さて、クリニック (や病院) に行くことの良いところの一つは人と話をする機会が得
られるということですね。(まあ医療費の増加はこの際話題から外して)クリニックで、
以前シンフォに在籍しておられた北澤さんに何年ぶりかでお会いしました。(この時は
奥様のお迎えで来られていました。) 手術もされたそうですがとてもお元気そうでし
た。2つの合唱団に籍をおかれてお忙しそうでした。こんな巡り合わせにも感謝です。
合唱は脳トレにもなるのでこれからも歌っていきたいですね。そして今の私の望み
は、もう少し家事、特に料理、の時短を進め、庭の草取りの範囲を縮小し、余裕を持
ちたいということです。時間の余裕は自分で作り出すもののようですのでやりくりを
して、図書館からもう何か月も借りては返却を繰り返している「枕草子」を読み終わ
りたいですね。
最後に、最近出会ったPTさんは「知的」というワードが当てはまる気がします。ま
だ一度お会いしただけなので印象の範囲の中かもしれませんが。以上述べてきたPTさ
んは全部男性ですが、一人女性のPTさんにお世話になっていますが、優しいのはもち
ろんですが、彼女のストレッチは本当に効きます。
来年春に古希を迎えます。シンフォではまだまだ若輩者ですし、自分でも「ひと昔前の
古希とは違う。10 年くらい違う」と思って油断していましたが、うかうかしているうち
に、ひたひたと「お年」の波が押し寄せてきました。
眼やら足やら各所に「お年」が顕在化していますが、いちいちは申し上げません。
今回は夏風邪から始まった胃液逆流のお話。
めったに風邪をひきません。喉に違和感があればすぐに葛根湯を一服。それでやりすご
せる丈夫な体質です。それがこの夏、7月下旬、葛根湯を飲んでも喉の痛みはおさまら
ず、気管支方面へ「悪いもの」が進んでいき、咳が続きました。病院で風邪の薬を出し
てもらったのですが、夜になると咳がひどくなって、コンコンコンコン やっと眠って
も咳き込んで目を覚ましてコンコンコンコン そしてだんだんと肋骨あたりが痛み始め
ました。最初は肋骨左側の下あたり。咳をする時は左を手で押さえてかばいながらそっ
とコンコン 次第に右側も痛み始め、両側を押さえながらコンコン 咳が収まってから
も、脇腹の痛みは悪化して、くしゃみなどしようものなら「まさか肋骨にヒビでも入っ
てる?」というくらいの激痛。シンフォの練習の時も、わき腹をおさえながら歌ってい
ました。
脇腹の痛みは8月末まで続きました。
9月初めに病院へ行き( 風邪ではなく別の検査 )「咳が続いて肋骨あたりが痛みました。
肋間神経痛みたいなもんでしょうか」と聞いたら、お医者さんは「筋肉痛だね」とばっ
さり。「ちゃんと深い呼吸をしてないと、肋骨をひろげる筋肉が弱くなって、咳が続い
たりすると筋肉痛になるんだよね」
いや、あの激痛は筋肉痛というより、肉離れみたいに、膜だか筋だかが破れたくらいだ
ったんだけど、と思いながらも、すでに痛みは収束しているので逆らわず、しかし、ち
ゃんと深い呼吸はしているんだ、と伝えました。
「 先生、私、合唱団にいて、発👉練習の時に『吸って~ 👉中の方までふくらむ~』と
やってるんですけど」
「 それはいいねえ、でも、足らなかったんだね。毎日やらなきゃ」とまたまたバッサリ。
おっしゃる通り、練習の時しか「👉中までふくらむ~」はやってませんでしたし。
また、「咳がひどかった時、気管支ではなくて喉の奥、食道のあたりがイガイガしたん
ですけど」と伝えると、「あー、それは胃液が逆流したね。その時はすぐに薬を飲まない
と」
「 薬って、太田胃散とか」
「 いや、そうじゃなくて」と先生は苦笑。「胃液を押さえる薬。年をとるとね、噴門がゆ
るんでくるから、ちょっとしたことで胃液が逆流するんだよ。逆流すると食道が火傷す
る。合唱をしているなら、👉にも影響するから、胃液が逆流したなと思ったら、飲むと
いい」
ということで、胃液を抑える薬を処方してもらいました。
その夜。とくに胃液の逆流を感じたわけではなかったのですが、試しにどんなものか飲
んでみようと、1粒、飲んでみました。(処方箋には「毎朝、朝食後に1粒」とあります
が、「いつ飲んでもいい」 と先生に言われていた)しばらくたって、ふと気が付きました。
なんと。喉のあたりが「さわやか~」になったのでした。ずっと、喉がかさかさしてい
て若干の違和感もあり、風邪のなごりと思っていたのですが、微量ながら胃液があがっ
ていたのが原因だったようです。咳のしすぎで噴門のゆるみが一気にすすんだのかもし
れません。
胃袋は巾着袋みたいなもので、キュッと絞るところが噴門。本来、逆立ちをしたって胃
液が逆流しないくらい、ちゃんと絞られているはずですから、直立時はもちろん、横臥
したところで漏れることはないはずなのですが、ゆるんでいたのですね。
「 逆流性食道炎」と診断名がつくほどの症状ではなくても、微量の逆流があると咳が出
ることもあるとか。私の続いた咳も、後半は風邪ではなくて食道の咳発作だったのかも
しれません。
ということで、みなさまの中にも「どうも喉ががさがさする」「👉が枯れてきた」「痰が
からんでいるわけではないけど、なにか喉に違和感がある」などと感じておられる方が
いらっしゃいましたら、胃液の逆流の自覚がなくても、胃液を抑えるお薬をお試しにな
ってはいかがかと、若輩者からの進言でございます。
そして、「吸って~ ふくらませる~」の深い呼吸は、月に2回か3回ではなく、毎日こ
ころがけましょう。
ちなみに逆流性食道炎を放置しておくと、誤嚥性肺炎の原因にもなりかねないとのこと
です。誤嚥はまた、👉帯のゆるみも原因のひとつとか。👉帯も噴門と同じようにゆるん
でくるのですね。胃の噴門の鍛え方は分かりませんが、👉帯は、使うことで鍛えられま
す。おしゃべりでも結構ですが、歌うことは何よりの運動です。舌を出す、回す、縦に
してみる、変顔をするなどの運動も誤嚥の予防になりますから、合唱団こそ、健康のも
とですね。
以上、皆様にとっては常識のことばかりかもしれませんが、若輩者の老婆心での御報
告といたします。
【編集後記】
私の中学校の運動会には「部活対抗リレー」がありましたが、合唱部(と吹奏楽部)が我ら運動
部を上回るほどの速さだったのを憶えています。発👉で腹筋と肺を鍛えるからだと思っていま
したが、彼らのテキストには(運動部員の知らない)Vivace の指示記号 まであったのですね。
スポーツテキストにもクイックやダッシュの他、ビバーチェを加えると良いかもしれません⁉
さて、今号は歌唱の基礎たるこころと カラダ の二編でした。トキメクこころと健やかなカ
ラダ、そして口角を上げてまいりましょう! かく言う術後養生中の私も、今号発行日に再復帰
いたしますほどに。( 編集後記代理:白枝 拝)